- 2023年4月17日
舞台に立って

こんにちは、篠山です。
久々のブログ、少し長文となりますがお付き合いください。
先日、ジャパンインターナショナルオープン(通称:メジャー)が開催され、初の国際大会に挑みました。
会場は北海道美唄市の「ゴルフ5カントリー美唄コース」様。もちろん、初めて行くコースです。
大会参加にあたってはいろいろ悩みました。
家族ある身で1週間家を空けることや、共働きで土日関係ないので満足にトレーニングが出来ないこと、何より今の自分が出場するに値するかどうか。有力な国内外の選手が集まるこの大会でどこまで自分がやれるのか。
結局は家族や職場の理解を得られて参加する事が出来ましたが、より結果へのプレッシャーを感じて北海道に乗り込みました。

この大会、目標にしていたことは3つ。
・3日のうち1日でもイーブンもしくはアンダーであがること
・全参加者のうち半分以上の順位で終わること
・各日バーディを3つ以上取ること
終わった後に出来なかった言い訳を探さないように。その為に、工夫というかチャレンジしたことがあります。
「左足の常用化」です。
3日間という大会で、一番不安な体力面、トレーニング不足もあり特に右足の太ももあたりは2日間大会でも終了後はそこそこ痛くなります。これまでもコースや状況に応じて左で蹴る事はありましたが、今回は54Hと長丁場となるため、疲労の分散という目的も込みで練習でも感覚が良かった左足を中心に初日は10Hからスタート。

悪くない。
それが率直な感想。
明らかな右有利コースやパットは右足で確実に行きましたが、その他は左足を軸として十分にやれました。
結果として初日はラスト2Hで+4としてしまい、終わってみれば+3の13位。途中豪雨により6Hを残して中断となる難しいシュエーションでしたが、最後の最後に切らしてしまいました。コースへの理解も深まり、2日目での巻き返しを目指す。

2日目は1Hスタートとなり、昨日から降り続いた雨で足元が所々緩い。ちょっと苦手なコンディション。初日の感じから、この日はコースに応じて右足のティーキックも解禁して万全を期します。
前半は4つのボギーと良いところ無し。後半はずっと我慢の展開だったが2つスコアを戻す事に成功。今思えばこの2つだけでも取れていたのは大きかったし、2日目以降、ダブルボギー以上が無くボギーで留められたことも集中出来ていたと個人的には思います。
2日間が終わり+5、順位を17位タイに落としてしまいました。

最終日は、当初の目標であるイーブン以下でのフィニッシュを目指しつつ順位を上げる、その為には2日間で蓄積してきたコースデータに対して、同じく蓄積した疲労をもってどう戦うか。
1H、身体が重い。風と右のブッシュを意識しすぎてボギースタートとしてしまう。その後もチャンスはありつつも取りきれないまま迎えた7H、ここで自身この大会でのベストショットと言えるキックが飛び出しバーディに。あれは同組で回っていた選手にしか伝わりませんね。。。一言で言えば「至高のアプローチ」でした。
その後も一進一退で我慢の展開が続き、ラスト2Hとなった17H、ここで痛恨の凡ミス。。ボギーとしてしまった。この時点で3日目だけのスコアは+1。攻めるしかない18H par5ではカップ横4mまで3打で寄せ、迎えたバーディパット。
・・・見事にカップ縁をなめる私らしいパットとなり結局parで3日間54Hを締めくくりました。

振り返ってみるとあっという間でした。通算成績としては、、、
イーグル①
バーディ⑩
ボギー⑪
ダブルボギー②
トリプルボギー①
222/216 +6 順位は16位
優勝したベン・クラーク選手は-14。日本人では高田選手が-10、藤原選手-9、立花選手-5、川添選手±0。
パーをバーディにする力、ボギーをパーにする力、コースマネジメント、確実性どれをとっても差は大きいと感じたし、他の選手を見ても高いレベルになればキックの質も違うし当然ながらミスが少ない。今回の結果には満足していないし、毎度の事ながらたらればは付き物です。
目標にしていた3項目も順位以外は達成できず。順位だって「あの一打」で変わるわけで、終了後は悔しさで溢れていました。でも、参加して良かったと切に思います。
元々は新しい趣味に出会えたなくらいの感覚でエンジョイから始めたフットゴルフ、東北リーグを中心に地域ツアーに参加し、まずは一度出てみようで出場した岐阜でのジャパンツアーから1年半とちょっと。
たくさんの選手と出会い、少しは成長出来ているのでしょうか。
その答えはこれから示していけると思っています。
ご存じの通り、フットゴルフ出来るのはジャパンツアーの2日間を除けば月1回出来るか出来ないかです。友遊倶楽部で主将という立ち位置でやらせてもらってはいるものの、殆どチームには貢献出来ていない歯痒さもありますし、コース内外でご迷惑をおかけすることもあり、申しなさもあります。
それでも私はこれからも上を目指し続けます。もっと戦える、勝てる選手になること、目標とされる選手になることを目指して!そう強く思えるメジャー大会でした。

最後に、応援してくれた家族、友人、職場、チームメイト。現地で共に行動した仲間たち、ゴルフ場様、関わってくださった皆様に御礼申し上げます。
引き続き、フットゴルファー篠山をよろしくお願い致します。